2019/10/11 10:30

ヘナとはミソハギ科の低木で、北アフリカ、南西アジアなどの熱帯乾燥地帯で生育している植物である。
古代から装飾や染色で使用され、クレオパトラも愛用していたという記録も残っている。
薬草として伝承され広く知られているが、研究は進んでいなく、効果効能に関しても科学的な解明はされていないことが多い。
結果を感じることにより愛用され続けている神秘の植物である。

〜栽培〜 
・乾いた土地に生育し、虫や家畜もヘナの葉を好まないので、除草剤・農薬・肥料などを必要としない。
・ラジャスタン州の気候は乾季と雨季の2つ。7−9月の雨季がヘナの生育には重要で*10月末に収穫する。年に1度の収穫の作物が良い。 
・灌漑用水を使用したヘナは品質が悪い 。
・インドでのヘナには等級、有機認定、オーガニック認定はない。

〜カラーリングのメカニズム〜 
・ヘナのヘアカラー成分、ローソン(ローソニア)が髪のタンパク質ケラチンと結合し*、発色する。 
・ローソンは不安定な物質で、水より37度前後*のぬるま湯でよく発現する。 
・不安定な物質なので、ローソン量のデータは計測方法や条件による。
・水の硬度によっても染まり方は変わる。 (ミネラル成分が結合の邪魔をすると推測される)

*化学結合のため、水で洗っても落ちない 
*グルコシダーゼ等の「糖を分離する酵素」が働かないとローソンに変わらないので、ヒトの体温付近が効率がいい  

〜KAYAヘナの特長〜 
・ヘナ企業に10年間勤務、インド駐在5年間で見つけた商品 
・100%天然、化粧品登録済み商品 
・ローソン(カラー成分)が多いインド ラジャスタン州 ソジャットのカリヤ・オルビ地区産 
・除草剤・農薬・肥料など不使用(全てオーガニック) 
・カラー剤配合なし、化学物質配合の専用水やヒートキャップなどの必要もなし 

〜KAYAヘナの施術〜
・37度前後のぬるま湯がベスト(カラー成分のローソンがよく発現します)
・作り置きのヘナペーストがベスト(カラー成分のローソンがよく発現します) 
・ブラウンとハーバルブラウンはペーストを作ってすぐに塗布がベスト 
・髪が隠れるくらいたっぷり使用がベスト 
・塗布時間を短縮したい場合は、ドライヤーで塗布部分を加温 (人肌で十分です)

*注意* 
ケミカルのカラーリングとは違い天然染料なので染色結果は、温度、湿度、髪質など様々な条件に左右されます。 
逆に言うと結果が一定しないことが天然である証です。